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破壊的イノベータの5つのスキル(A質問力)

破壊的イノベータの5つのスキル(A質問力)

「イノベーションのDNA」で破壊的イノベータが共通して持っていることが多いとされる5つのスキルの中の一つである「質問力」と「質問力」を身につけるヒントについて考えてみたいと思います。

@関連づける力
A質問力
B観察力
Cネットワーク力
D実験力

■質問力とは?
破壊的イノベータの二つ目のスキルは質問力です。アインシュタインは「解答よりも、問題を提起することの方が重要であることが多い」と述べていたそうです。また、「経営者はその直面する問題を解決できないから苦しむのではなく、問題が何であるのか分からないから苦しむ・・・(Lippitt and Schmidt, 1967)」という言葉もあります。これは、問題にアプローチする着眼点が得られないために起こることで、問題を解決するような創造的なアイデアを思いつくためには、その着眼点を得る必要があるのだと考えています。

自分自身に対して、あるいは他人に対して質問をするということは、その着眼点を得る、もしくは与えるということだと言えるのかもしれません。質問をする際の観点として4つが挙げられています。

・「いまどうなのか?」
・「なぜこうなったのか?」
・「なぜなのか?」、「なぜ違うのか?」
・「もし〜だったら」

■質問力を身につけるヒント
また、質問力を伸ばすために以下のヒントが示されています。

「質問ストーミング」を行う
ブレインストーミングはアイデアを出すため手法ですが、質問ストーミングは良い質問を考え出すための手法です。まず、個人でもグループで行っても良いのですが、問題・課題を設定し、それに対して50個の質問を考えるそうです。そして良い解決策を導き出しそうな質問を選びます。

質問思考を養う
経営者や企業幹部が課題・問題を述べるときに、「〜は〜である」という平叙文ではなく、質問の形で述べるようにすることが提唱されています。このことにより、受け取る側の思考が停止してしまわずに、創造的なアイデアを思いつくことを促す効果があるとしています。

自分のQ/Aレシオを調べる
破壊的イノベータは、通常の会話でも質問(Question)の数が解答(Answer)の数を上回るそうです。自分の発言のQ/Aレシオを意識して、なるべく質問が多くなるように留意することが効果的とのことです。

質問ノートをつける
自分の質問を記録する習慣をつけ、質問の数や内容を見返すことで、質問力が上がっていきます。

[参考文献]
クレイトン・クリステンセン. ジェフリー・ダイアー. ハル・グレガーセン(著). 櫻井裕子(訳). (2012). イノベーションのDNA. . 株式会社 翔泳社.

破壊的イノベータの5つのスキル(A質問力)

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