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孫子

孫子

■孫子とは?
孫子とは、約2,500年前の呉という国の兵法家であった孫武の思想を纏めた兵書であるとされています。孫武が生きた時代は春秋時代と呼ばれ、戦争が激しく行われた戦国時代でそこで磨き上げられた思想です。
個人的には、ビジネスを戦争に例えるのは、好きではありません。ビジネスの良いところは、負けても命まで取られることはないところだと思っているからです。しかし、企業の盛衰とそれに関わる人のことを考えると自然と真剣取り組むことになりますし、こちらの意図でコントロールできない市場において利益を得ようするときには、命を懸けた戦いで磨き上げられた思想から学べることは多くあるのではないかと思います。
ここでは、その中でも有名な一説について考えてみたいと思います。

■彼を知り己を知れば、百戦して殆からず
「彼を知り己を知れば、百戦して殆からず」は誰もが知っている有名な一説だと思います。前後の言葉の訳は以下の通りです。

「敵の実情を知り、また自軍の実態を知る。そうすれば、百たび戦っても危ういことはない。また敵の実態については十分な情報が得られなかった。しかし自軍の実態については十分把握していた。このような場合は、勝ったり負けたりとなる。敵を知らずまた己を知らないということであれば、戦うたびに身を危険にさらすことになる(参考文献より抜粋)。」

このことは、企業の戦略を立案する際には、内部環境と外部環境を分析することからはじまるということと通じるものがあります。また、3Cのようなフレームワークも同じことを言っています。つまり、自社(Company)である自軍、競合(Competitor)である敵が顧客(Customer)を奪い合う戦いにおいては、自社・競合・顧客について綿密な分析が必要になるということです。

そして、顧客のことも知らず、自社の分析もせず、競合の調査もしなければ、ビジネスをするたびに負ける危険があると言っています。これは、ギャンブルをするのと同じことで、企業の盛衰をかけた真剣勝負の際にとるべき態度ではないという本質を2,500年前に明らかにしています。

更に、分析をする際には、自社に紐づく内部環境を分析しただけで、顧客、競合といった外部環境を把握していなければ、成功するかどうかは5分5分程度だとも言っています。つまり、ビジネスの戦略を立てるときには、勝てるという確信が得られるまで内部環境と外部環境の両方を十分に分析・検討していくことが肝要だということです。

[参考文献]
湯浅邦弘(著). (2008). 孫子・三十六計. 角川ソフィア文庫.
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