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パラダイムシフト

パラダイムシフト

■パラダイムとは?
ジョエル・バーカー氏がその著書(参考文献)の中で「パラダイムとはルールと規範であり、@境界を明確にし、A成功するために、境界内でどう行動すればよいかを教えてくれるものである。」と述べています。
パラダイムとは、スポーツに例えるとルールのようなものです。例えば、サッカー選手は、サッカーのルールに則ってゲームを行っており、サッカーにおいてどれだけ一流選手であったとしても、違うスポーツ、例えばバスケットボールのプロの世界で優れたパフォーマンスを示せるかというと、何もトレーニングをしていない状態ではほぼあり得ないと結論づけることができると思います。
ビジネスの世界においても同様で、業界や分野ごとにパラダイムが存在していて、そのパラダイム内で競争が行われています。例えば、家電量販店はリアルに店舗を展開するヤマダ電機やビックカメラ等の大手チェーン店の全盛の時代がありました。郊外の品ぞろえが豊富な家電量販店が集客することにより、電化製品を販売していくというパラダイムが存在していました。このパラダイムにそぐわない、町の電気屋さんは窮地に立たされ、場合によっては淘汰されていきました。現在では、Amazonや楽天等のインターネット通販で家電製品を購入するというようにパラダイムが変わってきていきます。その結果として、リアル店舗をもつ家電量販店から顧客が奪われていくこととなり、今度は家電量販店が生き残りをかけて、M&Aをして更に規模を大きくすることや他業種への進出すること等を行うようになってきています。

■パラダイムシフトを活かすために
一つのアイデアや事業が永続するということは、ありません。必ず、パラダイムシフトが起こります。そして、パラダイムシフトが起こるときには、既存のパラダイムの中で高いパフォーマンスを示していたプレーヤーが割を食うことになります。個人的な考えとしては、経営者は二つのことを意識する必要があると思います。

一つは、21世紀はパラダイムシフトがこれまで以上に頻繁に早く行われていくことになるということ。これは、インターネットやAIに代表されるテクノジーもたらすインパクトが大きいことが想定されるためです。

二つ目は、パラダイムシフトを自ら起こすこと、もしくは変化の兆しが見えたタイミングで手を打っていくこと。二つ目を実現するためには、企業の中のアウトサイダーがもたらす新しい視点をつぶさずに汲み取っていくことが重要だとされています。アウトサイダーとは、既存パラダイムをあまり理解しておらず、常識や偏見にとらわれずに新しい目で物事を見ることができる人たちです。「パラダイムの魔力(参考文献)」の中では、以下のような人たちであるとされています。

@研修を終えたばかりの新人
A違う分野から来た経験豊富な人
B一匹狼
Cよろずいじくりまわし屋

経営者やリーダーは既存のパラダイムの中でパフォーマンスをあげつつも、パラダイムはいつか変わるのだということを肝に銘じて、アウトサイダーが示すかもしれない新しいパラダイムの片鱗を見落とさないようにすることが必要とされています。

[参考文献]
ジョエル・バーカー(著), 内田和成(序文), 仁平和夫(訳). (2014). パラダイムの魔力. 日経BP社.
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