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コア・コンピタンス

コア・コンピタンス

■コア・コンピタンスとは何か?
コア・コンピタンスとは、企業の持つ卓越した能力のことを指します。捉えどころがない言葉ではありますが、ジェイ・バーニー氏は、@価値、A希少性、B模倣性、C組織について考察することを提唱しています。

@価値
企業が顧客に大きな価値を提供できているか?また、競合他社と異なる価値を提供できているか?と言った質問が価値を考えるときに必要となります。価値の源泉は、商品・サービスの品質であったり、価格であったり、素早く提供できることかもしれません。例として、アルファベット社傘下のグーグル社の価値は、他社よりも圧倒的に性能が良い検索機能を提供しユーザーが快適に検索できることと言えるかもしれません。
A希少性
次に他社が持っていないような、特有の価値や能力である必要があります。グーグル社の検索エンジンは膨大な量の情報から特定の情報を検索する速さや正確さという面で、検索機能の性能が圧倒的に良く希少性を持っていると言えます。
B模倣性
いくら価値があり、希少性が高い能力だとしても、すぐに模倣されるようでは長期にわたり優位性を維持していくことはできません。そのため、簡単に模倣されないことも必要になります。グーグル社の場合には、検索エンジンの技術力が非常に高く、競合が模倣することが困難な状態を長期にわたり維持しています。
C組織
潜在的な能力や価値を具現化してくためには、組織を形成していく必要があります。グーグル社の例で考えると、高い技術力を維持するために、社員の報酬を高くしたり、無料で社食を提供したりと優秀なエンジニア引きつける組織体制を築いています。

このように、企業のコア・コンピタンスを捉える際には、@価値、A希少性、B模倣性、C組織を考慮することが重要になってきます。

■コア・コンピタンス確立のための7ステップ
参考文献の「戦略集中講義」にあるコア・コンピタンス確立のための7つのステップは具体的であり、実用性があると感じるためご紹介します。

@コア・コンピタンスの候補選定
コア・コンピタンスの候補をリストアップする。その際に、スキル、経営資源、企業文化、専門知識、人脈、交渉力、他社との関係性等を全て考慮してリストアップしていきます。
A長期にわたる競争優位性があるか否か
長期にわたって持続する競争優位性の源泉とみなされない項目はリストから除外します。
B価値があるか否か
価値があるものかどうか、またその根拠について検討し価値が感じられないものは一覧から除外します。
C希少か否か
それらは希少か否かを検証し、希少でない場合にはリストから除外します。
D模倣されにくいか否か
簡単に模倣されるようなものは、競争力を持続することはできないのでリストから除外します。
Eそのコンピタンスを活用できるか否か
企業がそのコンピタンスを活用できるか否かを確認します。但し、ここでは現時点で活用できない場合でもリストに残しておきます。そのコンピタンス発現に向けて、組織を形成していくことが戦略上優先度の高い施策になる可能性もあるためです。
Fどのコア・コンピタンスが中心的な推進力となり得るか
最後に、どのコア・コンピタンスが中心的な推進力となり得るか確認します。

[参考文献]
リチャードコッチ (著)、金井真弓(約) (2005). 戦略集中講義. EIJI PRESS, P62-71.
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