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アンゾフのマトリクス

アンゾフのマトリクス

■アンゾフのマトリクスとは?
長く生き残っている企業は、同じ事業を続けているのではなく、環境の変化によって新しい事業に乗り出してそれを成功させている企業といえるかもしれません。今は、自動車メーカーとして名を馳せいているトヨタ自動車社も元々は紡績機械の製造をしておりました。また、インターネットの検索技術で成功を収めているGoogle社もAlphabet社という投資会社を設立し他の事業への投資を行っています。Google社もAlphabet社の傘下にあり、グループとして多角化を推進しようという表れなのかもしれません。
このように、企業が生き乗っていくためには、製品や市場を変化させることは避けては通れない道です。アンゾフのマトリクスとはこの変化を推進する際に参考となる観点で、下図のように、市場(顧客)軸と製品軸からなる4象限に分かれています。

アンゾフのマトリクス


■多角化する際の考え方
アンゾフのマトリクスの4象限に沿って、製品や市場を変化させる際の観点について考えてみましょう。

@市場浸透
市場浸透の領域は既存市場に対する既存製品の売り出しを更に推し進めることを意味しています。これは、現在行っているビジネスそのものを深堀することを意味してます。製品や市場の変化を考える前に、まず、現在の顧客と製品において、更にシェアを高めることや、売上を伸ばす余地が無いかを検討します。市場浸透の余地がこれ以上無いと判断されたときに、製品や市場の変化を検討することになります。

A新市場開拓
製品・市場を変化させる際に最初に検討すべきは、同じ製品をこれまでとは異なる顧客に販売していくことです。製品開発には一定の投資と時間が必要になります。そのため、まずは既存の製品を異なる市場で販売できないかを考えることが現実的な打ち手となります。

B新製品開発
次に考えるべきは、新製品を開発するという観点です。この際に、全く新しい市場ではなく、まずは既存の市場に対してアプローチすることが有用です。なぜならば、既存の顧客であれば、潜在的なニーズ等を把握することが可能となり、新製品が受け入れられる確度が新市場と比較して高まるためです。

C多角化
最後が全く新しい市場に新しい製品を開発していく多角化になります。このケースが最も大きな投資を必要とし、失敗するリスクも高くなります。そのため、企業の中長期の戦略を見定めて、実施の要否を検討することが必要になります。

このように、新規事業を起こす場合には、A新製品開発、B新市場開拓、C多角化といった観点がある事を念頭にいれて、新規事業の必要性や許容できるリスクを踏まえて検討を進めることが必要です。また、A新製品開発、B新市場開拓、C多角化を進める場合には、収益性だけでなく、製品間のシナジーも考慮して実現要否やタイミングを検討していくことも必要となります。
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