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ファヨールの管理原則

ファヨールの管理原則

■アンリ・ファヨールとは?
アンリ・ファヨール(1841-1925)は、フランスの鉱山会社で1888年から1918年の30年にわたって経営を担い危機に瀕した会社の立て直しをしました。「産業ならびに一般の管理」という著書は、自身の経営の経験に基づいて記したものだと言われています。

 

■経営の6つの機能
まず、経営を実践していく上で6つの機能が必要であると提唱してます。この6つの機能はマイケル・ポーター氏のバリューチェーンの考え方に通じるものがあると感じます。また、ファヨール氏は6つの機能の中で「管理的機能」を重要視したと言われ、「管理原則の父」と呼ばれています。

 

@技術的職能
A商業的職能
B財務的職能
C保全的職能
D会計的職能
E管理的職能

 

■管理機能の5つの要素
管理機能は@計画、A組織、B命令、C調整、D統制の5つの要素から成り立っており、5つの要素について、解釈を交えて考えてみたいと思います。この5つの要素ですが、PDCA(Plan・Do・Check・Action)サイクルにも通じる内容となっています。管理機能の@計画はPDCAサイクルのPlan(計画)、A組織〜C調整はDo(実行)、D統制はCheck(評価)、そしてAction(アクション)は再び@計画に戻り、計画を修正してA組織以降を実行していくというサイクルです。

 

【@計画】
企業理念を土台として、目標数値を設定し、外部・内部環境を分析して戦略を立案します。そして、企業目標・戦略を達成するために実行計画を策定します。
【A組織】
企業目標・戦略を達成するための計画を実行に移すために組織体を設計、もしくは再構築して各部門の役割と責任を明確にします。
【B命令】
各部門の役割と責任、そして目標数値を設定し達成に向けて指示を出します。この時に、ただ指示を出すだけでなく抵抗勢力を抑えて納得感を持って組織運営できるような公平感のある指示を出していく必要があります。
【C調整】 
各部門の活動は部分最適になることがままありますので、企業全体として目標を達成できるように全体最適の観点から部門間のコミュニケーションの促進や部門横断のチームを編成していく必要性も出てくるかもしれません。
【D統制】
計画通りに業務遂行できているかを四半期、半期、通期のタイミング等で評価・モニタリングして計画未達の場合には計画の修正や新たな施策を検討して、手を打っていきます。そして、再び@〜Cのプロセスを繰り返していきます。

 

このように、ファヨールの提唱する管理過程論は、経営管理において非常にプリミティブですが、不変に近い考え方を論じていると感じます。

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