企業の成長をになう経営者のための経営コンサルティング・情報発信

PR(ピーアール)

PR(ピーアール)

■PRとは?
PR(ピーアール)とはPublic Relations(パブリック・リレーションズ)の略でコミュニケーション・ミックスの一つです。企業が消費者、取引先、および企業等との関係性の中で自社の製品やサービスを正しく効果的に伝えるためにどのような情報発信をすべきかを検討・実施することがPRとなります。

例えば、スポーツシューズのメーカーがランニングについての情報をメディアを通じて発信していくような場合を考えてみましょう。まず、TVや雑誌記事などを通じて皇居の周りなどランナーに人気のスポット、およびロッカーやシャワーがある施設の紹介などをしていくのかもしれません。更に、ランナーが快適に走れるように高機能のウェアやランニングシューズの紹介もそれらの記事や番組に織り込んでいきます。このことにより、メーカーがランナーにとって非常に快適なシューズを発売していることを知ることができます。

また、重要なことはシューズを売り込むという押し付けではなく、ランナーの役に立つ情報を適切に伝えていくことだと思います。その結果として、そのシューズメーカーが良さそうなシューズを販売しているということだけでなく、有益な情報を提供してくれる企業だとうイメージを抱くようになることが期待できるかもしれません。

ここまで来ると、このシューズメーカーがラニングシューズを販売していくことが、何もPRしていなかったときと比較して、有利になることが予想できるのではないでしょうか。

このように、PRはメディア等を介して適切に情報を提供していくということを通じて、自社や自社の製品・サービスを正しく効果的に伝えることにより、イメージの向上や売上に貢献していくことができるのです。

■狭義と広義のPR
なお、PRは企業と人々のコミュニケーションを向上させる活動を指していて、その活動範囲はかなり広いものとなります。PRの定義の仕方の一つとして、「狭義のPR」と「広義のPR」があります。

狭義のPR
メディア等を通じて、自社の情報をニュースとして報道してもらおうとすることで、客観性の高い情報だと感じさせる活動を指します。

広義のPR
プレスリリース、社会貢献活動、セミナーの開催等の活動を通じて、企業と消費者や顧客との間のコミュニケーションを維持向上させようとする活動です。

■広告とPRの違い
また、広告とPRは混同されやすいことが多いのではないでしょうか。主要な違いだと感じる点を3つあげてみたいと思います。

@信頼性
広告のように押し付けの情報ではなく、報道機関のような第三者が発信していくため、受け取る側に信頼に足る情報だと思われやすいということがあります

A費用
PRの仕方によっては、広告のように制作費や広告料金等がかからないため安価に提供できます。

Bコントロール
前出の二つは、広告と比較した場合のどちらかというとPRのメリットですが、デメリットとして記事の内容等のコントロールが困難となることがあげられます。これは、PRはメディアに取り上げられるような情報を発信していく必要があり、自社のアピールを前面に押し出すことが困難なことが理由としてあげられます。

このように、PRを進めようとするときには、PRの特性やメリット・デメリットを鑑みて、どのように進めるかということを検討していくことが必要となります。

[参考文献]
安田貴志(著). (2007). マーケティングの仕組み. 日本能率協会マネジメント協会.

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