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クワドラント

■クワドラントとは?
クワドラントとは、英語で「Quadrant」と書き、日本語では「四分円」、「四分儀」を意味します。ベストセラーである「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者のロバート・キヨサキ氏はクワドラントという言葉を下記の図に対して使用しています。
ロバート・キヨサキ氏のクワドラントにおいては、働き方、稼ぎ方によって、ヒトは4つのタイプに分類されると説明しています。

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クワドラントの4つの英語がそれぞれのタイプの頭文字を表しています。
E:Employee(従業員)
⇒サラリーマンを代表として、自分の時間を切り売りするタイプ
S:Self Employed(自営業者)
⇒弁護士、会計士を始めとして、自分のスキルを高めそれを売り物として自分の時間を切り売りするタイプ
B:Business Owner(ビジネスオーナー)
⇒従業員を雇うことで人に働いてもらいビジネスを行っていくタイプ
I:Investor(投資家)
⇒お金に働いてもらうタイプ

■クワドラントから何を読み取るか?
この4つのクワドラントの中で左側(EとS)と右側(BとI)で大きな違いがあります。それは、左側は自分自身の時間を切り売りして、お金を稼いているのに対して、右側は、人もしくはお金に働いてもらい自分自身の時間を売り物にはしていない点です。どちらが、良い悪いということではありませんが、左側に居続けることというのは、過去と比較してリスクが高まっていくということが言えるかもしれません。
まず、Eのように従業員で居続けることが日本において安泰であった時代は過去のものとなりつつあります。一生同じ会社に勤め、年金がしっかりと支給された時代においては、E(従業員)として大過なく一生を過ごすことが可能であったかもしれません。しかし、現在はインターネットの出現等から企業の寿命が短くなっており、また大企業だとしても潰れないという保障はどこにもありません。
S(自営業者)の場合には、自身のスキルに依存しておりますので、健康を害した場合などに収入が途絶えてしまうリスクがあります。これから、高齢化社会となる場合には、年金支給のタイミングが70歳を超えるような事態になることも十分に考えられ、その間に健康を害してしまう可能性が高まることも予想され、Sで居続けることも以前よりもリスクが高まっているのかもしれません。
このように、クワドラントの左側で居続けるということは、生活や生存を考えるとリスクが高く、極力右側に移行していくことが必要になってくると思います。更に、右側のB(ビジネスオーナー)についても、従業員を雇っていくと軋轢が生じることも多々あります。このように考えると、I(投資家)が最も自由度が高い稼ぎ方と言えるのかもしれません。
更にクワドラントを一極集中させるよりも、BとIを同時に行うなど、複数のクワドラントを併用することも可能です。将来の自分のあり方やゴールを考えるときには、ご自身の経験、年齢、家族構成、希望等を踏まえて、どのクワドラントを目指すのか、もしくはハイブリット型を目指すかを検討してくことも有益かもしれません。

[参考文献]
ロバート・キヨサキ(著), 白根美保子(訳).(2013) 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント. 筑摩書房.