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知的態度の5段階

知的態度の5段階

■知的態度の5段階とは?
知的態度の5段階とは、筆者独自の考えで、経営とは直接関係のない内容ですが、知的態度を考えるときに少しでも参考になればと思い、書いてみました。現在のように情報があふれている時代においては、気付かない間に情報に溺れてしまいがちです。それだけならばまだしも、特定の人物が発信する情報に捕えられて気付かない間に考え方が偏ってしまったり、場合によっては洗脳されてしまったりということが起こりやすい時代になっているという問題意識を持っています。そのような状態から脱却するために何が必要なのかを考える際に参考になれば幸いです。

<情報に振りまわれている状態>
第1段階(考えていない状態)
・他人から言われたことを疑いもせずに見聞きしている状態(TVをボーっと見て情報を真に受ける、言われた仕事・勉強だけを疑いもせずに行っている)
・他人に言動を真に受けて流されている状態

第2段階(考えさせられている状態)
・自分が好きな情報だけを収集している状態(インターネット、YouTubeなどで自分が好きな情報や自分にとって都合が良い情報だけを集めている)
・特定の情報に偏っている、あるいは特定の個人・思想に偏っている、場合によっては洗脳されている状態

<情報を利用している状態>
第3段階(心が開いている状態)
・自分にとって好ましい情報だけでなく、考え方が偏らないように必要な情報を集めている状態(該当分野の古典も含めて広く書籍・情報にあたる、自分と反対意見の人の著書を読む、普段会わない人と会う 等)
・もしくは、時間的制約などでこれらが出来ない場合には自分が得ている情報に偏りがあることを客観的に把握し認めている状態

第4段階(自己を確立している状態)
・集めた情報から自分の意見や考え方を論理立てて構築し、他人の意見も柔軟に受け入れつつ、原則は自分の意見に従うことができる状態
・得た情報に対して、前提条件などを考えて、前提条件が変わった場合の結果等について考察できる状態や得た情報の精度や起こる確率などを定量化できる状態

第5段階(自己を超越している状態)
・自分の価値観が確立されていると同時に、直観が研ぎ澄まされて、意思決定が正しく柔軟に行えるようになっている状態
・自己実現に向けて進んでいくだけでなく、他者への貢献といった自己超越に向かっている状態

■知的態度の2段階と3段階に横たわる溝とは?
知的態度の第1段階と第2段階は、気付かない間に他人の考えに支配されてしまっている状態で、第3段階~第5段階は自分の頭で考えられている状態です。自分の頭で考えているようで、実は第1段階と第2段階にいて他人の考えに染められている人が意外と多いと感じています。
なぜなら、第1段階と第2段階に留まっていることは短期的には楽で心地が良く、第2段階から第3段階へ移行するには大きな溝が横たわっているからです。つまり、第3段階へ移行するには、自分の考えが偏らないように能動的に情報を集める必要があり、それなりに大変だからです。
しかし、幅広いトピックの本を読むことなどは、手間を惜しまなければ誰でもできることです。そして、一度、第3段階以降の習慣を身につけてしまいますと、見方や考え方に広がりを持てますので更にバランスよく情報を収集したいと思うようになります。つまり、まず、外の情報対して出来るだけ心を開いて接し、幅広い情報に基づいて、自分の考え方を構築しようとする態度が重要なのではないでしょうか。

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